1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
司馬遼太郎は歴史を俯瞰して眺める。それは山崎正和のいうように、歴史を「現代の立場から裁く」ためではなく、歴史の立場から「現代を裁く」ためでもない。司馬遼太郎の言葉を借りれば「”完結した人生”をみることがおもしろい」からである。しかし「完結した人生」は誰にとっても他人ごとではない。ときに、あるいはしばしば書き手は辛いのである(解説・解題 関川夏央より)。
個の認識と免疫学にはじまり、文明の未来、国家と個人など浩視野で人間をみつめる5人との対話を収録。
目次
人類を救うのはアフリカ人 今西錦司
”あっけらかん民族”の強さ 犬養道子
政治の”教科書”はない 高坂正堯
人間について 山村雄一
生と死のこと
宗教を考える
国家と人間集団
日本人の内と外 山崎正和
日本の性格
都と鄙の文化
「関西人」という生きかた 解説・解題 関川夏央
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。