北斗の拳完全版 １２

▼涙かれし兄弟!!の巻▼琉拳（りゅうけん）の墓場!!の巻▼凄血（せいけつ）散る！の巻▼よみがえる凄血！の巻▼愚か者!!の巻▼悪の妄獣（もうじゅう）!!の巻▼リン無情!!の巻▼女神の涙!!の巻▼優しき腕の中で！の巻▼眠れる愛！の巻▼哀しき聖塔（せいとう）！の巻▼憎しみの傷跡！の巻▼訣別の鮮血！の巻▼覇王（はおう）の遺言！の巻▼栄光のうちに死せ！の巻▼忌むべき血なれどの巻▼北斗神拳創造（ほくとしんけんそうぞう）！の巻▼戦場の凄拳（せいけん）！の巻

●主な登場人物／ケンシロウ（経絡秘孔を突き内部からの破壊を極意とする、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の継承者。胸に七つの傷を持つ）
●あらすじ／カイオウを倒すと言っていたヒョウが、そのカイオウに忠誠を誓ったことを知った准将ナガトら側近五人衆。彼らはヒョウに別離を告げに行くも、いまだ記憶を奪われたままのヒョウによって殺されてしまう。一方ケンシロウは、ヒョウが自らの兄ということを聞かされ驚くが、「実の兄だからこそ倒さねばならぬ」と決意を新たにして…（第1話）。
●本巻の特徴／北斗宗家の聖殿で、カイオウの魔拳に敗れたシャチ。だが北斗の象徴・女人像の力がシャチに宿り…？ そしてケンシロウもまた、カイオウを倒す“秘拳”を求めるべく聖殿へ向かい、ついに北斗宿命の対決へ!!
●その他の登場人物／リン（天帝・ルイの双子の妹。身寄りのない少女時代からケンシロウを慕っている）、シャチ（赤鯱の息子。北斗琉拳を学び「羅刹」となるが、根は心優しい青年）、赤鯱（海賊「双胴の鯱」の頭）、レイア（修羅の国で、子供達に暴力の非を説き続ける女性。シャチと親しい）、ヒョウ（北斗琉拳第2の羅将。ケンシロウの実兄だが、その記憶は奪われている）、カイオウ（北斗琉拳第1の羅将）