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【博雅堂の『おはなし名画シリーズ』】
「おはなし名画シリーズ」は、「子どもが気軽に本物の芸術に触れられる環境を作りたい」という思いから作られた子ども向けの高品質な大型美術全集です。
画家の生涯を辿りながら、その作品を観賞できます。平成4年初刊以来、多くの新聞紙上にとりあげられ、「絵が大きく色も鮮やかで、文章も読みやすい。幼いころから良い絵を与えることで、子どもたちの感性を伸ばすのに役立つだろう」と高い評価を頂いています。「日本図書館協会」「全国学校図書館協議会」の選定図書であり、多くの学校教科書でも推薦されています。
美術入門書として子どもから大人まで楽しめます。
入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。
【やなせたかしさんの推薦の言葉】
「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います」
・第18巻 「琳派をめぐる三つの旅」(B4変型版・オールカラー64ページ 収録図版34点)
『琳派』とは江戸時代に活躍した俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一などの絵師に代表される、純日本的な「やまと絵」の流れをくむ芸術の流派の一つです。
他の日本の伝統的な流派と違い、親から子へ、師から弟子へと受け継がれた流派ではありません。しかし、彼らが残した作品とそこに宿る精神は互いに通じ合っており、生活の様々な場面で使われ、生活を美しく彩ってきました。今回は、『琳派をめぐる三つの旅』に、皆さんをお誘いしてみようと思います
「風神・雷神図」で有名な、俵屋宗達のユーモラスで個性的な絵。
その100年後、「かきつばた」「紅白梅図」で人気をあつめた、尾形光琳の大胆で力強い絵。
その又100年後の、酒井抱一のやさしく細やかな絵。
本書では36点の作品と分かりやすい解説でこの三人の江戸時代の絵師の人生を辿り、その絵を楽しめます。
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