鑑賞のための西洋美術史入門

鑑賞のための西洋美術史入門

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出版社
視覚デザイン研究所
著者名
早坂優子
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2006年9月
判型
A5
ISBN
9784881081907

美術用語って難しい、あの本では眠くなった…そんなあなたにこの1冊。
わかりやすい言葉と豊富なイラストでとにかく詳しく解説。
西洋美術のとっておきテキストです。

【本の案内役リトルキュレーターが一緒に作品を鑑賞】
ギリシャ美術から現在進行形の美術の歴史をコンパクトに読みやすくまとめた、美術鑑賞の入門書です。
美術の解説書では知っている前提の専門用語や美術の概念、よく出てくる言い回しを引っ張り出して、Q&Aで誰にでもわかる言葉で説明します。

本文はもちろん、はみ出し情報もとてもためになります。
ふたりの学芸員さんのおしゃべり、美術に全く興味の無かったネコさんの素直な質問。
これらは理解をグッと身近にして「あぁそういうことネ」と最後まで読めます。

なぜ?どうして?やスルーしたくなる専門用語もちゃんと教えてくれます。

Q. ヘレニズム的って、どういうことですか?
A. ギリシャ語でギリシャのことをヘレスといいます。
  ヘレニズム的とはギリシャ的=古典的=理想的
  という意味でよく解説文に使われます。

Q. バロック的イリュージョン?って何ですか?
A. 大げさな身振りで演劇的な表現がバロック的。
  イリュージョンは3次元のものを2次元で表すこと。絵はまさにイリュージョン。
  教会芸術が民衆の目をみはらせ、心をうばうためのしかけです。

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