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電気・電子系大学生のための電気数学として、ベクトル・複素数を学ぶ半期用テキスト。
電磁気学では、ベクトルとベクトルを用いた微分積分(ベクトル解析)は電磁気現象を理解するうえで欠かせない概念である。また、電気回路では、その電磁気現象に基づいた微分方程式や信号波形の取り扱いが中心となり、複素数から導入されるオイラーの公式や複素指数関数の取り扱いが必須となる。さらに複素数と複素指数関数は信号波形の解析に強力な手法であるFourier変換、Laplace変換の理解へつながる重要な概念である。ところが、一般に「数学」の授業でベクトル・複素数を履修済みとして、電気・電子系の電磁気学、電気回路のテキストがまとめられており、その「数学」では、これらを抽象的に「公式ありき」として取り扱うため、実際の電磁気現象、電気回路とどう関わるのか、その理解には程遠いものがある。そこで本書は、電磁気現象や電気回路を例題とし、ベクトル・複素数を専門課程で役立つ数学として、実用の立場から解説することを目的とした。
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