南半球周航記下

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「南方大陸」不在をほぼ確信した後も、彼はなお残された課題を追求し続ける。南太平洋の熱帯の海への再度の進入はその白眉であり、そこに散在する島々の全貌に迫ろうとする発見航海者の執念が日記に刻み込まれる。

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