取り寄せ不可
臨床家として患者のホリスティックケアを行なうと言うなら、身体、精神、魂に恩恵を与えるものならどんな方法であっても利用すべきである。そのような取り組みにとって、代替・補完療法を学ぶことと利用することは不可欠である。これは現代医療を軽視したり、やめたりしてしまうべきだという意味ではない。むしろ、現代医療を適切かつ選択的に、可能ならば代替補完療法と協同的に用いるべきだということである。
現代医学と代替補完療法の両者を利用して患者を助けるときにこそ、患者に対して最良の奉仕を行なうことができるのだ。
本書は、慢性疾患患者に接する各分野出身の臨床家の、現在の知識基盤を補うものである。確かにすべてを網羅するわけではないが、看護をより良いものにするための様々な方法に光が当てられるだろう。ハイテク治療や医療保険制度が医療を左右する時代において、本書の内容は、臨床家を、患者に奉仕する癒しの手としての役割という基本的かつきわめて重要な本質に立ち返らせるだろう。
(著者序文より)
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。