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「もし路傍の私に、氏が声をかけてくださらなかったら、私はおそらく第三作目を書くことをやめ、作家になっていなかったであろう」――司馬が長く徳とし続けた海音寺潮五郎とのニ昼夜に及ぶ対談ほか、江藤淳、子母澤寛らと語り合った歴史の転換期、そして主に幕末を透徹したまなざしで振り返る。
目次
日本の歴史を点検する 海音寺潮五郎
天皇制とはなにか
産業革命と危機意識
西郷と大久保
日本人の意識の底
幕末のエネルギー
幕末よもやま 子母澤寛
近世人にとっての「奉公」 朝尾直弘
織田信長・勝海舟・田中角栄 江藤淳
日本人の行動の美学 奈良本辰也
吉田松陰の脂質と認識 橋川文三
坂本龍馬の魅力 芳賀徹
師弟の風景 大江健三郎
教養の厚い岩盤 解説・解題 関川夏央
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