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近年、DNAの構造が明らかにされ、「遺伝子の働きをもとにして生命活動を理解しよう」とする研究が深まっている。それらの研究の進歩はめざましく、研究成果も著しいものがあり、大学における分子生物学の教科書などに多くのことが記述されている。しかし、それらは教科書という性質上、問題の本質を掘り下げた記述とはなっていない。問題の本質を把握するには、その研究のプロセスで発表された重要な原著論文を読み、研究の過程をたどるのが最も有効である。しかし、広範な分子生物学の課題について原著論文を読み解くことは、初学者にとって難しいことである。そこで、本書は近年の分子生物学の歩みの中で重要な意義を持ついくつかの課題に焦点をしぼり、特に重要と思われる論文について記述しながら新しい概念の形成に至る道筋をできるだけわかりやすく解説した。
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