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司馬遼太郎の「軟体動物みたいな、ビールの泡のような日本語がはびこる」という言葉は、いわゆる「日本語の乱れ」を嘆ずる言葉ではなかった。人を言いくるめる技倆の向上、あるいは口喧嘩に勝つための屁理屈の達者さをよしとするがごとき風潮への憂いであった――(解説・解題 関川夏央より)。
さまざまな角度から、日本語の本質に迫る。
目次
中世歌謡の世界 大岡信
日本文化史の謎 丸谷才一
空海・芭蕉・子規を語る 赤尾兜子
日本語その起源の秘密を追う 大野晋
日本語の母語は各地の方言 徳川宗賢
“人工日本語”の功罪 桑原武夫
言葉の共同作業を尊ぶ心 解説・解題 関川夏央
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