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暴力の世界化のなかで、『永遠平和のために』をハーバーマス、ヌスバウムら論客が論じ尽くす。新たな歴史的文脈のもとで蘇るカントの平和論。
目次
序章 ジェームズ・ボーマン、マティアス・ルッツ-バッハマン
1 グローバル化の「弁証法」
2 国民主権とグローバル秩序
3 多元主義、世界市民主義、非リベラル社会の問題
4 世界市民主義とその批判者たち
I 『永遠平和のために』におけるカントの世界市民理想――歴史的再興
第1章 カントと世界市民主義
マーサ・ヌスバウム
第2章 カントの平和理念と世界共和国の法哲学的構想
マティアス・ルッツ-バッハマン
II 人権、国際法、国際秩序――二百年後の世界市民主義
第3章 二百年後から見たカントの永遠平和という理念
ユルゲン・ハーバーマス
第4章 世界市民の公共圏 ジェームズ・ボーマン
1 「消極的代替物」としての世界市民的公共圏
2 世界市民的公共圏、市民社会、政治制度
世界市民的公共圏――「幻」の世界公衆?
結論
第5章 道理的な万民の法という理念について
トーマス・マッカーシー
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