どんぐりの家 3

小学館文庫

どんぐりの家

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
山本おさむ
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
2006年1月
判型
文庫
ISBN
9784091960238

【第二部】▼第20話/走れ▼第21話/だいすき▼第22話/さびしい▼第23話/お別れ▼第24話/迷子▼第25話/外の世界で▼第26話/不安▼第27話/太鼓の音▼第28話/別離▼第29話/大橋朝男▼第30話/棄てられる人々▼第31話/父母懇談会▼第32話/おてっちゅなぁじゅ▼第33話/おじいちゃん▼第34話/作ろう●主な登場人物/早野(境ろう学校重複障害児クラスに勤める男性教師。翔たちの担任)、三田(早野の同僚の若い女性教師)、山田翔・宮井信夫・阪本みどり(聴覚障害と知的障害を併せ持つ子供たち。境ろう学校の生徒)、斉藤ゆり子(境ろう学校の新入生。自閉傾向が強い)、芝山努(軽度の知的障害を持った難聴の青年。福祉作業所に就労するも適応できず、在宅生活に)、野坂太郎(境ろう学校小低部の重複障害児。視力障害や肢体不自由も抱えている)●あらすじ/今日は境ろう学校の運動会。小低部の重複障害児クラス「ひまわり組」の生徒たちも、他の生徒に混じって男女混合リレーに出場した。翔が応援席の父親のところに寄って遅れをとったものの、アンカーのみどりが懸命に力走。だが、ひとり追い抜けそうな場面で転んでしまう。それでも涙をふきながら走るみどりの姿に、周囲から拍手がわき起こり…(第20話)。●本巻の特徴/新任の図工担当教師・塩見先生は“のび太”にそっくり。そんな彼にドラえもん好きのゆり子が心を開き、ゆり子の自閉傾向にも変化が現れる。だが、まもなく塩見先生は、実家の都合で教師を辞めることになり、最後の演劇を通して「淋しい」という言葉の意味を知らない彼女に、「別れ」の悲しさを伝えようとする…(第21~23話)。その他、行方不明になったみどりの捜索(第24~25話)、橋の下で保護され17年間も病院に隔離されていた重複障害の男性(第29話~30話)などのエピソードとともに、共同作業所設立に向けての動きも描かれる。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top