どんぐりの家 1

小学館文庫

どんぐりの家

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出版社
小学館
著者名
山本おさむ
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
2005年12月
判型
文庫
ISBN
9784091960214

【第一部】▼第1話/誕生の日▼第2話/石ころ▼第3話/夕焼け▼第4話/なまえ▼第5話/オニ▼第6話/共同作業所▼第7話/小さな“家”▼第8話/ひとつぶの“どんぐり” 【第二部】▼第1話/教室▼第2話/みかん▼第3話/忘れられた子供達▼第4話/ほほえみ●主な登場人物/田崎圭子(知的障害と聴覚障害を併せ持つ女の子)、柏木清(大平ろう学校の生徒。圭子と仲良し)、安田(大平ろう学校の中年男性教師。熱心な障害児教育者で、“どんぐりの家”の発案者) 、阪本みどり・宮井信夫(聴覚障害と知的障害を併せ持つ子供。境ろう学校の生徒)、早野・三田(境ろう学校の重複障害児クラス教師。みどりや信夫の担任)●あらすじ/田崎夫婦に圭子という女の子が誕生した。しかし発育が悪く、2歳3か月になっても言葉らしい言葉を喋らない娘に不安を抱いた母親は、彼女を病院に連れていく。そこで言い渡された診断結果は、圭子には聴覚障害に加え、知的障害もあること。そのため、一生言葉を覚えることができず、知能も4歳程度以上には成長しないという衝撃的なもので…(第1話)。●本巻の特徴/重度の障害を持った子供の多くが、ろう学校卒業後に入った作業所などでの社会生活になじめず「在宅」となってしまう現実。将来を託すべき場所のない子たちのため、その両親、教育関係者たちは、自分たちの力で共同作業所“どんぐりの家”を作ろうと動き出す。おもに第一部では田崎圭子の両親、第二部では若い男性教師・早野の視点で描かれている。

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