大江戸の姫さま

角川選書

大江戸の姫さま

取り寄せ不可

出版社
角川学芸出版
著者名
関口すみ子
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2005年8月
判型
B6
ISBN
9784047033818

ペットを可愛がり、歌舞伎を楽しむ「姫さま」にとって、他家へのお輿入れは最大のお仕事といえる。数多くの図版を用い、さまざまな境遇のなかで生きた「姫様・姫君様」たちの暮らしとその実像に迫る。

〈目次〉
はじめに

第一章 姫さまのお楽しみ
  一 姫さまとペット
    姫さまと狆/奥と狆/宮女と狆/狆は犬か/猫の姫さま/「お犬」/犬張子
  二 姫さまと歌舞伎
    豊姫と二つの助六/『助六所縁江戸桜』/『助六曲輪菊』/豊姫と葵の御紋

第二章 姫さまのお輿入れ
  一 「大名の妻」
    「埒もなき者」か/ネットワークの環
  二 御守都の・御住居
    姫君様/御本丸と大名風/家斉/溶姫/末姫/従一位・御守殿・御住居/源氏の物語
  三 綱吉・吉宗・定信と姫さま
    表象としての大江戸の成立/綱吉と姫さま(鶴姫)/吉宗と姫さま(竹姫)/定信と姫さま(種姫)
  四 江戸へ上る姫──鷹山の孫娘たち
    姫さまをつくりこむ/女訓を手に江戸へ
  五 江戸へ下る姫──公家の姫の覚悟
    公家の御台所/福君
  六 和宮様お出迎え
    内親王の降嫁/和宮様お出迎え/御所風と御本丸

第三章 姫さまの記憶
    溶姫とサロメ/和宮の逸話

あとがき

主要引用参考文献

掲載図版出典一覧

人名索引・年表

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