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"▼第252話/吹きだまりの風▼第253話/不退転▼第254話/壱岐効果▼第255話/時代を駆ける者たち▼第256話/勝つこと、負けないこと▼第257話/才能と本能▼第258話/風が吹き抜けた後に▼第259話/帰還▼第260話/点火された男▼第261話/天才たちの行方▼第262話/覚悟しときな▼第263話/見えない糸▼第264話/性分▼第265話/その影を越えて▼第266話/急流▼第267話/だけど…●主な登場人物/壱岐雄介(波切島高2年。""日本海の疾風""と呼ばれた父の素質を受け継ぐ天性のランナー)、篠宮奈緒子(東大法学部2年。雄介の父が死亡する原因となった女性)、壱岐大介(九大医学部4年。雄介の兄)●あらすじ/日本陸連から強引な短距離転向の勧誘を受け、軽井沢で行なわれるリレー日本代表選抜選考を兼ねた強化合宿へ招かれた雄介。桧山をはじめとする他の選手たちは、短距離は素人の雄介に強い拒絶反応を示していたが、雄介の実力を目の当たりにして驚異を感じだしていた。雄介を連れ戻しに来た本田が見守る中、雄介がアンカーで走ることになる4×100mリレーの試走が始まる(第252話)。●本巻の特徴/雄介の加入によって勢いづいた学生チームが、初めて本気で社会人チームを破ろうとし、迎えうつ側もかつてない真剣さで試走レースを駆ける。ほぼ同時にバトンを受けた最終走者、雄介vs桧山のレースの行方は? そして最終選考会を辞退して、波切島に戻った雄介を待つものは…!?●その他の登場人物/桧山(100m、200mの日本&アジア記録保持者。""アジアの弾丸""の異名を持つ) 、本田大作(長崎・城西薬品所属の社会人ランナー。波切島高校陸上部の監督代理を務める)、荒井真二(プロボクシング世界ウエルター級チャンピオン。波切島でキャンプを張っている)"
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