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1973年、28歳のとき、わずか3人の仲間と創業した日本電産が、いまや精密小型モータで世界トップシェアを誇る企業に。さらに、グループ企業110社、社員9万名、連結売上高4,800億円、営業利益485億円という規模にまで成長。▼創業者の永守重信社長は、強烈な個性を持った経営者として知られ、「早飯試験」「大声試験」といった独自の採用で話題を呼んだこともある。また、長野の名門企業・三協精機を傘下に収めるなど、積極的M&Aを展開し、攻めの経営を続けている。その永守社長の語録を集大成したのが本書である。▼鉄則は「あきらめない」/一番以外はビリと同じ/一人の百歩より百人の一歩/学校と会社の成績は無関係/教育しても無駄な人/部下に仕事を任せる心得/事業の基本は販売/技術者に必要なコスト教育/数字オンチが会社をつぶす/倒産する会社の共通点/など、経営の真髄が濃縮されており、座右に置きたい教科書といえる。
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