D.H.ロレンスの作品と時代背景

D.H.ロレンスの作品と時代背景

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出版社
彩流社
著者名
倉持三郎
価格
8,800円(本体8,000円+税)
発行年月
2005年1月
判型
A5
ISBN
9784882029274

文学作品は時代を超えるのか、それとも時代を表現しているのか? 『チャタレー夫人の恋人』で知られる作家の作品、それが書かれた時代に身をおくことで見えてくるものを、現在の視点から追い求めたロレンス研究の集大成。



収録内容

第1部 労働者と女性 - 社会的弱者☆『息子と恋人』と『虹』に見る女性参政権運動、ほか

第2部 オットー・グロースとロレンス - 性の解放の系譜☆グロースの軌跡- 脳精神医学からアナーキズムへ、ほか

第3部 キリスト教と異教 - 牧師批判と聖書の読み直し☆『アポカリプス』の成立、ほか

第4部 戦争 - 個人と国家☆『カンガルー』の第12章、「夢魔」と第1次世界大戦、ほか

第5部 政治、階級、人種 - 支配者と被支配者☆アメリカ先住民との出会いとポストコロニアル批評、『チャタレー卿夫人の恋人・初稿』と共産主義者、ほか。



著者略歴 倉持三郎(くらもち さぶろう) 東京学芸大学名誉教授。前ロレンス学会会長。

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