出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
文学作品は時代を超えるのか、それとも時代を表現しているのか? 『チャタレー夫人の恋人』で知られる作家の作品、それが書かれた時代に身をおくことで見えてくるものを、現在の視点から追い求めたロレンス研究の集大成。
収録内容
第1部 労働者と女性 - 社会的弱者☆『息子と恋人』と『虹』に見る女性参政権運動、ほか
第2部 オットー・グロースとロレンス - 性の解放の系譜☆グロースの軌跡- 脳精神医学からアナーキズムへ、ほか
第3部 キリスト教と異教 - 牧師批判と聖書の読み直し☆『アポカリプス』の成立、ほか
第4部 戦争 - 個人と国家☆『カンガルー』の第12章、「夢魔」と第1次世界大戦、ほか
第5部 政治、階級、人種 - 支配者と被支配者☆アメリカ先住民との出会いとポストコロニアル批評、『チャタレー卿夫人の恋人・初稿』と共産主義者、ほか。
著者略歴 倉持三郎(くらもち さぶろう) 東京学芸大学名誉教授。前ロレンス学会会長。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。