アフリカ史再考

アフリカ史再考

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出版社
未来社
著者名
アイリス・バーガー , E.フランシス・ホワイト , 富永智津子
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2004年10月
判型
B6
ISBN
9784624111922

「女性」が登場することのなかったアフリカの歴史は、ボスラップによる問題提起「女性と開発」に触発され、新たな研究史を拓いた。「王母・大商人・霊媒師・抵抗運動の活動家など傑出した女性」「売春婦・奴隷・家事労働者・農民女性など底辺・周縁の女性」「アフリカ社会におけるジェンダーの問題」をテーマに、古代から現代までのアフリカ史を、女性・ジェンダーに視点をあてた研究の検証を通して再構築。王母、首長、大商人、霊媒師、ダンス結社、売春婦、女奴隷、寡婦、一夫多妻、女子割礼、女性夫、男性娘、セクシュアリティ、開発……。

目次

凡例

日本語版に寄せて……アイリス・バーガー
 はじめに
 アフリカ女性研究の動向とその意義


第一部 東部アフリカ、および南部アフリカの女性……アイリス・バーガー

 第一章 古代から1880年代まで
  1 アフリカの社会と文化──共通性と多様性──
  2 初期の狩猟採集社会──平等主義的過去──
  3 古代の女性──600年までの北東アフリカ(エジプトを含む)
  4 1500年までの内陸部の社会
  5 イスラーム化の時代
  6 チャンスと束縛──1500~1800年──
  7 19世紀の変化

 第二章 1880年から現在まで
  1 移行期──1880~1920年──
   農村部の社会
   都市部の社会
  2 リーダーシップと抵抗
  3 国家・資本・「伝統」の再構築──1920~1945年──
   都市部の社会
   農村部の社会
   イデオロギー・宗教・社会的統制
   政治と抵抗
  4 経済の再編と独立への邁進──1945~1965年──
   農村部の社会
   都市部の社会
   女性の組織とナショナリストの戦略
  5 変化の不確定性──1965年から現在まで──
   農村部の社会
   都市部の社会
   宗教・家族・イデオロギー
   アソシエーションと教
  4 女性・開発・国家


訳者ノート
訳者あとがき

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