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フォトニクスポリマーの光物性を解明するためには、光の偏波またはフォトンが、さまざまな高分子の鎖(オングストロームのオーダー)やその集合体(数百オングストローム)、高次構造、さらに巨大な不均一構造とどのような関わりを有するかを突き詰めることが必要です。そのためには、高分子物質学と光学の学問領域の壁を取り払い、両者を結びつけた本質的な研究が不可欠です。最近の10年間、この分野の研究が飛躍的に進み、今まで無機ガラスの独壇場であった光通信などのフォトニクス分野において、ガラスの代用ではなく新しい光機能をもったフォトニクスポリマーが次々と登場し実用化されてきています。
本書では、躍進するフォトニクスポリマーを理解し関わっていこうとする読者のために、光の偏波(またはフォトン)と高分子物質との関わりを、原子のディメンションからマクロな不均一構造にわたって順に解説します。光と物質が関わって起こしている身近な現象が、巧みに最先端材料であるフォトニクスポリマーを作り上げていることに気づかれるでしょう。
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