名字の歴史学

角川選書

名字の歴史学

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出版社
角川書店
著者名
奥富敬之
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2004年3月
判型
B6
ISBN
9784047033627

世界に例を見ないほど多種多様な日本の名字。歴史と文化に育まれてきた名字はどのように生み出され、現代に至ったのか。そのルーツをたどり、成立や特徴、そこに込められた日本人の想いを解き明かす。

〈目次〉
   はじめに

第一章 姓名は、天皇から賜わるもの
    一 氏族をたばねた氏姓制度
    二 天皇の権威を高めた賜姓
    三 戸籍を軸にした律令体制
    四 財政難が招いた臣籍降下
    五 源平藤橘の意味

第二章 名字は自分から名乗るもの
    一 史料で見る名字と苗字
    二 公家の名字、武家の名字
    三 惣領家の名字、庶子家の名字
    四 頼朝による源姓の独占

第三章 姓名と名字の存続を決めるもの
    一 賜姓によって行なわれる改姓
    二 ときの権力によって左右される名字の存続
    三 庶民が名字を名乗らなかった理由

第四章 実名の変遷
    一 さまざまな実名
    二 一族の絆を深める系字と通字
    三 天皇の実名は使えない
    四 一般庶民の名前

    あとがき

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