没後30年。今明きらかになる孤高の画家の全貌。700余点を収録。
香月泰男は、現代の日本画壇において、大きな輝きを放っている。過酷なシベリヤ抑留を体験したのち、故郷山口県三隅町で、62年の生涯を、ただ絵を描き続けた。没後30年を経て、その作品は、ますます高い評価と、観る者に感動を与えている。 本書は代表作シベリヤシリーズ全点をはじめ、700余点の作品を収録した、文字どおりの決定版といえる。何気なく咲く道の辺の花、故郷の山などに寄せた香月の思いが、作品を通して伝わってくる。遺族はじめ、関係者の全面的な協力が生み出した、後世に残る出版である。
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