映画の文法

映画の文法

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出版社
彩流社
著者名
今泉容子
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2004年2月
判型
B6
ISBN
9784882028703

映像文法用語の解説と名作日本映画の具体的分析を通して映画の“読み方”をわかりやすく説く入門書。! 

ストーリー神話を破る ──「映画で大切なのはストーリーだろうか、構成だろうか。これは、映画をどう読むかという基本的な態度にかかわる。よい映画を見たという友人に「どんな映画だった?」と尋ねると、きまって映画のストーリーを手短に紹介するだろう。ストーリー神話は根づよい。確かに、ストーリーも大切にはちがいないが、映画を構成する諸項目を分析する方法を身につけると、これまで映画のなかで見えなかったものが見えてくるし、聞こえなかったものが聞こえてくる。つまり、映画の構成を一目瞭然にしてくれるような文法を把握すると、それまでの自分が見たり聞いたりしていたものとは異なったものが、映画のなかに見えてくるのである。(「映画の読みかた」より)

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