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社会政策学会の農業労働者調査報告書『ドイツにおける農業労働者の諸事情』第三巻の一巻として、当時弱冠28歳の若手研究者だったマックス・ウェーバーが、ユンカー経営危機の基礎をなす農業労働者問題が集中的に表れていた最重要地区・東エルベを担当した一冊。膨大な調査報告資料を提示しつつ、エルベ河以東における農業労働制度の変化と農業における資本主義の発展傾向を分析した。エンゲルスの『イギリスにおける労働者階級の状態』とも並び称される、初期ウェーバーの農業労働者研究の中心。
目次
第I章 序論
第II章 ドイツ東部の労働制度全般の概観と賃金表の説明
第III章 各地域の労働事情
1 東プロイセン州
2 西プロイセン州
3 ポンメルン州
4 ポーゼン州
5 シュレージエン州
6 ブランデンブルク州
7 メクレンブルク大公国
第IV章 結論
1 方法論
2 法的な諸問題
3 展望
訳注
人名一覧
解題
訳者あとがき
人名索引
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