三軸修正法

三軸修正法

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出版社
BABジャパン
著者名
池上六朗
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2003年11月
判型
B6
ISBN
9784894226203

カラダの可能性が目覚める、

正しいカラダのなおし方。


わたしたちのカラダは「万有引力」や地球の「自転」、回転運動の合成などの、目に見えずとも、確実に存在する力にさらされています。これらに適応することで「カラダ」への認識は更なる次元へ進み、心身ともに「三軸自在」となるのです。本書では、ヒトの建て付けをなおすというコンセプトのもと、やや難解な物理法則を、豊富なイラストと図解でわかりやすく紹介します。「三軸修正法」という独自の「カラダ観」をあなたに。


CONTENTS

池上先生のこと  内田樹 神戸女学院大学文学部教授(フランス現代思想・武道論)

1 万有引力をカラダに活かす
 カラダに祖先から伝わる知恵を発掘しよう
 両足の中間に体重を掛けると動作が楽になる
 顔を鉛直に保った動作は柔軟性が増す
 万有引力はすべてのモノの相互作用と相互関係をしめす
 地球からこぼれ落ちそうな不安はなぜ?
 万有引力の法則が一篇の詩として蘇る
 宇宙はいかにして生成したか
 鉛直方向をカラダに教えると機能は回復する
 重りの吊り下げは寝ていても効果がある
 なぜ「重りを吊り下げる方法」が有効なのか
 カラダの部分は鉛直に適応しようとする
 あらゆるモノのまわりにはニュートン・ポテンシャル場が存在する
 先端のとがったモノのほうが感じやすい理由
 動くモノとカラダの機能の間に規則性はあるか
 カラダの近くでモノが動けば規則的な柔軟性の変化が現われる

2 プレセッションで三軸修正
 地球の回転の方向が言えるのには前提が必要である
 地球の表面では三つの軸の回りの回転が同時に起きている
 北半球ではカラダは北に曲げやすい
 モノに同時に二軸の回転が起きると回転の要素が合成される
 常識的な観点から離れてヒトのカラダを眺めてみよう
 カラダにもプレセッションが生じ、柔軟性が変化する
 プレセッションはねじりやすさにも現われる
 力学的にはカラダの動きは他のモノの動きと共通する
 鉛直軸・前後軸・横軸まわりの回転運動を表記する
 あらゆるモノのプレセッションの方向はチャート化できる

3 コリオリの力と柔軟性
 地球の自転によりコリオリの力(転向力)が働く
 運動しているモノが北半球ではなぜ右に曲がるように観えるのか
 コリオリの力は高緯度ほど大きく働く
 地球上で起こることがカラダの裡でも起こるのでは?
 カラダの不調は力学的な「歪み」を示している
 不調を収拾するにはポテンシャルを下げればよい
 カラダの柔軟性が右回りでは増し、左回りでは減少する
 三軸修正法では祖先以前からの自然の知恵を「三軸自在」に活かす

4 カラダの中の浮力
 重力に拮抗する「浮力」と

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