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▼第1話/将来の名人なり▼第2話/閃光▼第3話/巌▼第4話/新旧対抗▼第5話/仕掛け▼第6話/途切れた棋譜▼第7話/仇敵▼第8話/鬼手▼第9話/死活▼第10話/詰めろ▼第11話/必至▼第12話/睨み▼第13話/大原と刈田▼第14話/奇襲▼第15話/勝負手▼第16話/交換●主な登場人物/氷室将介(伝説の棋士・御神三吉の推薦状をもって現れたプロ棋士を目指す青年)、滝川幸次(22歳で史上最年少名人となった棋士)●あらすじ/熱海で行われた第51期名人戦で、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸次が第7局を戦っているころ、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れた。帽子をかぶりラフな恰好をしたその青年は、受付に「プロ棋士になりたいんだ」と気軽に声をかける。だが彼が手にしていたのは、30年前に将棋界から姿を消したはずの“伝説の棋士”御神三吉の推薦状だった! それを見たプロ棋士・虎丸は、奨励会員の坂東二段を呼び、将介と戦わせることに…(第1話)。●本巻の特徴/初段での奨励会入りを特例で認められた将介。だが、それを面白く思わない他の会員達が、協定を組んで将介に挑んできた! その中には“地獄からの使者”と呼ばれる村森初段も!! 定跡を無視した差し手で、容赦なく相手を叩きのめす将介に、将棋の冒涜は許さぬと立ちはだかる村森の実力とは…!?●その他の登場人物/大原巌(前・名人。連盟会長でもある棋界の実力者)、虎丸(将介が最初に出会ったプロ棋士。将介の師匠となる)、御神三吉(かつて棋界の暴れん坊と呼ばれた棋士。棋界を離れ、幼い将介に将棋を教える)、村木武雄(元・名人。滝川の師匠。御神を生涯のライバルとしていた)、村森聖(病魔と闘いながらプロを目指す男。奨励会時代の滝川に初黒星をつけた) 、刈田升三(大原のライバル棋士の一人。A級順位戦に参加)、立原(毎毎新聞の新米女性記者)
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