司馬遼太郎とその時代 戦後篇
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「22歳の自分への手紙」──司馬が晩年に語ったこの言葉に託された思いとは。敗戦後、急速に「発展」する華やかな時代にあって、みずからの精神を内向させ、国民的作家として多くの人々の支持を得ながらも語る相手がいないと絶望した作家の葛藤と闇をさぐる。
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