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"2003年に復刊したロングセラー絵本!
読みやすさを追求し、1976年にすばる書房から出版された初版時の印刷・製本にならい、装丁の配色だけ変えた決定版として新装刊!
2003年当時、弊社より『はせがわくんきらいや』が復刊した際の紹介文には、以下のようなメッセージがつづられていました。
その絵本の頁を開くとき、指が震えました。
このほど復刊が確定した「はせがわくんきらいや」を手にした時です。墨で流れるような強烈な個性的なタッチの絵。そして乱暴でぶっきらぼうな子供たちのセリフの底のまた底に流れる、森永砒素ミルク中毒の患者である主人公のはせがわ君という少年へのいたわりの気持ち。久々に手に取って読みながら、私は心の中で涙を流していました。
1976年の第3回創作えほん新人賞で、絵本の世界に強烈なメッセージ性を携え登場した本書『はせがわくんきらいや』は、多くの衝撃を読書人に与えました。
刊行した出版社の倒産という不遇もあり読者の手から失われていた本書は、2003年に弊社から復刊され、以後今日までに18刷(2024年7月現在)を重ねるロングセラーとなっています。
第19刷となる今回の新装刊にあたっては、1976年にすばる書房から出版された初版当時の印刷・製本にならい、真っ白の用紙に墨色のインクで鮮やかに印刷し、職人の手作業によるかがり綴じにして見開きのノドがよく開くようにしました。
◇本を180度開くことのできるようかがりホローフラット装を採用
◇初版当時の印刷・製本にならい、絵のタッチが鮮明になるような用紙に変更
▼帯文より
長谷川くんはぼくではありません。
二十歳(はたち)のぼくが会ってきた人たちを長谷川くんに重ねて、泣きながら描いたのです。
あなたの長谷川くんはだれですか?
その人を大切にしてください。
--長谷川集平
※本書は、2003年に弊社より出版した『はせがわくんきらいや』を底本に、新たな仕様で出版するものです。
(c)1976, 2003 Shuhei Hasegawa"
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