家栽の人 10

小学館文庫

家栽の人

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
毛利甚八 , 魚戸おさむ
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
2003年8月
判型
文庫
ISBN
9784091927309

▼第1話/ムギ▼第2話/ヒゲマワリ▼第3話/グミ▼第4話/タデ▼第5話/ネムノキ▼第6話/カタバミ▼第7話/マンジュシャゲ▼第8話/ジュズダマ▼第9話/ハシバミ▼第10話/クロッカス▼第11話/アシビ▼第12話/リンゴ▼第13話/沼▼第14話/オランダナデシコ ●主な登場人物/桑田義雄(高原地方裁判所判事)●あらすじ/“沼浸け体罰事件”裁判で、被告の教師のひとり、緒方への本人尋問が行なわれた。この席で緒方は「間違ったことをした」と反省の弁を述べたために、体罰容認派の弦巻・足立両教師から「裏切り者」と激しく糾弾される。事件以前の緒方は、被害者の“不良”少年らを焼き肉に誘って語り合うなど、積極的に心を通わせようと努力していたが、結局は板挟みとなり、思い詰めた彼はついに沼へ身を投げてしまう…(第1~2話)。●本巻の特徴/第9~10集では、全編を通じて新興住宅地の中学校で起こった体罰事件が描かれる。少年が受けた体罰とは、真っ暗闇の森に連れ出され、首から下を麻袋に詰められた上で、沼浸けにされるという過酷なもの。裁判の過程で、少年、教師、保護者、そして桑田たち審理に関わる人々の心情が事細かに綴られ、今日の学校が抱える問題が浮き彫りにされていく。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top