きょうも涙の日が落ちる

きょうも涙の日が落ちる

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出版社
展望社(文京区)
著者名
渥美清
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2003年6月
判型
B6
ISBN
9784885461019

私生活を滅多に明かさなかった渥美清の貴重なエッセイ3編と、小説家、演出家、作曲家、映画評論家、俳優などとの9件の対談を収載した一冊。

 内容の多くは、昭和40年代、渥美清が40代、山田洋次監督映画「男はつらいよ」第1作から第18作の頃に記されたものである。エッセイ「ぼくのアフリカ」は、昭和40年公開の羽仁進監督映画「ブワナ・トシの歌」の撮影を機にそれ以降度々訪れたアフリカの記録であり、“寅次郎のアフリカ旅行記”といった趣がある。漫画家、近藤日出造との対談「ちょっと“結婚恐怖症です”」は、野村芳太郎監督映画「拝啓天皇陛下様」が公開された昭和38年のもので、“寅さん”以前の渥美清、独身時代の心境が語られている。

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