家栽の人 6

小学館文庫

家栽の人

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出版社
小学館
著者名
毛利甚八 , 魚戸おさむ
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
2003年6月
判型
文庫
ISBN
9784091927262

▼第1話/バラ(前編)▼第2話/バラ(後編)▼第3話/ハルノノゲシ▼第4話/オジギソウ▼第5話/トキワハゼ▼第6話/モウソウチク▼第7話/ヤマモモ▼第8話/ゴヨウマツ▼第9話/ナンテンハギ▼第10話/サルスベリ▼第11話/アシ▼第12話/アカマツ▼第13話/カワラナデシコ▼第14話/オナモミ●主な登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)●あらすじ/春河市で少年による強姦殺人事件が起きた。少年は自分の部屋に白いバラを大量に飾り立て、その花びらが腐敗臭とともに朽ちていく様子を愛でていたなど、その異常ぶりは週刊誌にも大きく取り上げられている。人を殺してなお、罪の意識が全く見られない少年。そこには、政治家とその愛人の非嫡出子として生まれ、親の愛を受けずに育ったという彼の生い立ちも影響しているのか? マスコミも注目するこの事件に、桑田はどう立ち向かう…!?(第1・2話)●本巻の特徴/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したこともある桑田。数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかに目的を置きがちな家庭裁判所において、つねに当事者が抱える問題の本質を見極めようとする主人公の姿勢を描いた連続短編ストーリー。本巻で桑田が扱う主な事件・問題は以下の通り。少年の強姦殺害事件(第1・2話)、少年の傷害事件(第4話)、離婚調停(第6・8話)、少年の万引き(第9話)、相続問題(第12話)、少年の売春問題(第13話)。

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