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RoboCupは、「2050年に、人間型ロボットチームが人間のサッカーワールドカップ・チャンピオンチームに公式ルールで勝利する」という目標を掲げ、その目標を実現するために関連の技術進歩を促進するランドマーク型のプロジェクトです。ロボット製作には複数の分野の技術が必要です。ロボット機構に加え、サッカーを対象とするRoboCupのロボットには、ボールを含めた周囲の環境をみる(ビジョン)、次の動きを考え(予測)、チームメイトと協調して行動する(通信、経路計画)などの機能が必要になります。言い換えるとシステム工学の要素、技術を多く含んでいます。
この本は、工業高校、工業高等専門学校、工学系の大学学部においてRoboCup小型リーグのロボット製作を教材として利用する、ジャパンオープンなどの競技会に参加するチームに基礎スキルを示すことを目的としています。
※2003年5月2日~5月5日まで新潟朱鷺メッセで開催された「RoboCup2003 Japan Open 小型機リーグ後期」において、著者の一人である渡辺正人先生のチームが優勝しました。参加システムはこの本を基本とした拡張バージョンです。
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