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【博雅堂の『おはなし名画シリーズ』】
「おはなし名画シリーズ」は、「子どもが気軽に本物の芸術に触れられる環境を作りたい」という思いから作られた子ども向けの高品質な大型美術全集です。
画家の生涯を辿りながら、その作品を観賞できます。平成4年初刊以来、多くの新聞紙上にとりあげられ、「絵が大きく色も鮮やかで、文章も読みやすい。幼いころから良い絵を与えることで、子どもたちの感性を伸ばすのに役立つだろう」と高い評価を頂いています。「日本図書館協会」「全国学校図書館協議会」の選定図書であり、多くの学校教科書でも推薦されています。
美術入門書として子どもから大人まで楽しめます。
入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。
【やなせたかしさんの推薦の言葉】
「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います。」
・第15巻 「ミレーとコロー」(B4変型版 オールカラー64ページ 収録図版43点)
バルビゾンはフランス中北部にあるフォンテーヌブローの森につながっている農村です。バルビゾンを愛し、バルビゾンで活躍した19世紀中頃の画家たちは「バルビゾン派」と呼ばれます。
ミレーやコローはその代表的な画家です。コローはフォンテーヌブローの美しい風景を、ミレーはバルビゾンで働く人々の絵を沢山描いています。
貴族やお金持ちと農民や労働者が対立し、パリの市街で何度も大きな暴動が起こっていた時代に貧しい中で懸命に働く人々の姿を描いたミレーは保守的な人々から危険視されることもありました。それでもミレーは自分の信じる道を貫き、貧しい生活に耐えながら一心に制作に打ち込みました。その作品はゴッホやダリなど、後の画家たちに大きな影響を与えました。そして今では世界中に人々から愛されています。
一方、音楽やオペラが大好きだったコローは踊るような、歌うような美しくて詩情溢れる風景画を沢山描いています。コローは風景画というジャンルを確立した重要な画家のひとりです。晩年には人物画も沢山描いています。他の画家と違いコローはモデルが動いても、しゃべっても、歌っても良いと考えていました。モデルと会話を楽しみながら絵を描くのが好きだったのです。
ミレーやコローの絵画に対する考えは、彼らに続く印象派と呼ばれる画家たちに受け継がれていきます。是非、本書でミレーの作品26点、コローの作品16点のほか、テオドール・ルソーの作品1点と共に大きくて綺麗な印刷で二人の人生をお楽しみください。
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