家栽の人 2

小学館文庫

家栽の人

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出版社
小学館
著者名
毛利甚八 , 魚戸おさむ
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
2003年4月
判型
文庫
ISBN
9784091927224

▼第1話/シクラメン▼第2話/ヒトリシズカ▼第3話/アザミ▼第4話/カリン▼第5話/スミレ▼第6話/カタクリ▼第7話/ワサビ▼第8話/ユリ▼第9話/リンドウ▼第10話/イチジク▼第11話/イチョウ▼第12話/福寿草▼第13話/ヒメリンゴ▼第14話/ケヤキ▼第15話/ハマボウフウ ●主な登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)●あらすじ/ある少年院の院長が少年たちを花見に引率したところ、2人の少年が逃走してしまった。幸い2人は無事に戻ってきたものの、その院長にとっては責任問題。自分が少年たちを信頼することで、彼らにも他人を信じることの素晴らしさを学んでもらおうと積極的に野外へ連れ出していた院長だったが、この一件ですっかり落ち込んでしまう。そんな彼のもとへ、桑田が“ヒトリシズカ”の鉢を持って訪れる……(第2話)。●本巻の特徴/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したこともある桑田。数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかに目的を置きがちな家庭裁判所において、つねに当事者が抱える問題の本質を見極めようとする主人公の姿勢を描いた連続短編ストーリー。本巻で桑田が扱う主な事件・問題は以下の通り。相続問題(第4・13話) 、少年の傷害事件(第6・9話)、離婚調停(第7話)、少年の婦女暴行殺害事件(第8話)。

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