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知性と情緒、愚かさと憐れみに溢れた人間の営みを描く故に、絶え間なく現代性をもつドストエフスキー。著者の生の痛切な経験であった「罪と罰」、その感動のかたちのままに、評論を越えて文学の根源へ迫る。〈受賞情報〉和辻哲郎文化賞一般部門(第16回)
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