物質としての脳

シリーズ・脳研究への出発

物質としての脳

取り寄せ不可

出版社
共立出版
著者名
阿部輝雄 , 吉岡亨
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2003年1月
判型
A5
ISBN
9784320055926

人間は他の動物とは異なり、物事を学び、記憶し、有形、無形のものを創造することができる。こうした人間の人間たるゆえんは脳の働きにある。さる偉人が言ったように、私たちの小さな脳は大宇宙の果てまでも想像することができるのである。脳の驚嘆すべき機能は多数の神経細胞が連なってできた神経回路の働きによって可能となる。このような神経回路は各神経細胞を構成する物質の秩序だった活動があってはじめて機能できる.遺伝子工学の導入以降、脳機能に対する物質的立場からのアプローチはめざましい成果をもたらしてきた。本書では脳を構成する物質の構造と機能、脳のエネルギー代謝、神経細胞間の信号伝達部位であるシナプスの分子基盤について、これまでの研究成果をわかりやすく解説しており、これから脳研究をめざす学生、大学院生にとって格好の入門書である。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top