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▼第28話/死我活▼第29話/咆哮▼第30話/一丘之貉(イーチウチウホー)▼第31話/燠火▼第32話/奔流▼第33話/虐殺の夜▼第34話/幻の鍵▼第35話/月下の対決▼第36話/決意▼第37話/悲の城郭▼第38話/扉▼最終話/同胞●主な登場人物/佐倉遥華(上海領事・佐倉響一郎男爵の娘)、塚瀬肇(元・東亜省支那事務局員。現在は警視庁の刑事。遥華の許婚者)、縄井綾人(元・上海領事館警察の巡査部長。現在は中国系マフィアのドン・黄[ファン]を名乗る)、劉苓(元・抗日組織の少女。現在は縄井の愛人で組織の幹部)●あらすじ/警官隊と台湾系住民が衝突した“新橋・渋谷事件”以来、日ごとに強まっていく中国系組織への警察の圧力。警察とヤクザが手を組んだとみた組織の幹部達は、GHQに強いパイプを持つ黄を新たな同志として迎えようとする。だが、幹部のひとりが黄の顔を知っていて、黄の正体が「日本人・縄井綾人」であると告げてしまう…!(第28話)●本巻の特徴/その後、幹部達の一掃に成功した黄(縄井)は、その事実を巧みに隠し、中国系住民の新たな指導者の地位に就いてしまう。幼い頃、親しくしていたはずの人々に家族を殺され、以来誰も信じなくなっていた縄井が、苓と遥華のふたりの女性によって心開かれる時は訪れるのか…? 戦中戦後の荒波を、ただひたすらに生き抜いた人々の、はかなくも美しい様が描かれる最終巻。●その他の登場人物/伍藤(伍藤組組長)、周(ヂョウ。黄の組織の幹部)
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