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〈社会の国家化〉〈国家の社会化〉の時代に〈市民的公共圏〉はいかにして可能だろうかという問いを発し続けるハーバーマスが、〈社会学的法理論〉と〈哲学的正義論〉のあいだの広大な領域にわけいり、〈社会的連帯〉という民主主義にとって必要な資源の再生を訴える後期の主著!
目次
序言
第一章 事実性と妥当性の社会的媒介のカテゴリーとしての法
I 意味と真理──事実性と妥当性の言語内在的緊張関係
II 内側からの超越──不合意のリスクの生活世界的ならびに古代的な克服
III 法的妥当性の諸次元
第二章 社会学的法理論と哲学的正義論
I 法の社会科学的脱呪術化
II 理性法の復活と当為の無力化
III パーソンズ対ヴェーバー──法の社会統合的機能
第三章 法の再構成(1)──権利の体系
I 私的自律と公的自律、人権と国民主権
II 道徳規範と法規範──理性道徳と実定法の補完関係
III 基本権の討議理論的根拠づけ──討議原理、法形式、民主主義原理
第四章 法の再構成(2)──法治国家の諸原理
I 法と政治の構築的連関
II コミュニケイション的権力と正統的な法制定
III 法治国家の諸原理と権力分立の論理
第五章 法の不確定性と裁判の合理性
I 解釈学、リアリズム、実証主義
II ドゥウォーキンの権利の理論
III 法律的討議の理論
第六章 司法と立法 憲法裁判の役割と正統性
I 自由主義的法パラダイムの解体
II 規範対価値──憲法的司法の誤まった
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