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民族の歴史を描くアフリカ版『百年の孤独』
世界史から抜け落ちたアフリカの一大絵巻
偉大な語り部がつむぐ知られざるアフリカとそこに棲む人々の生きた歴史。
自然がもたらすあらゆる知識、家族や友への愛、共同体の絆、祖先への畏敬の念、異なる伝統を持つ人々と心を交わす喜び。
われわれがいつからか失ってしまった「いのち」の泉がここにある。
西アフリカ・マリ族が生んだ偉大な作家の半世紀の自叙伝でありながら、自伝という枠を越えて、日本人にとっていまだ「知られざる大陸」である〈アフリカ世界〉の真実の姿が如実に描かれている。そして、「自然の声を聞く」知識のあり方、夢や呪術tが生きている暮らし、家族や共同体の愛の絆、祖先への畏敬の念、異なる文化と交わる喜びなど、私たち日本人がいつからか失いつつある人間の尊厳、〈いのちの泉〉が湧きだしている。
何よりも、一度ページを開いたらあっという間に引き込まれる面白さは圧巻。著者の一族がたどる波瀾万丈の運命や、19世紀フランスの植民地主義、陰謀や圧政のなかで精一杯生きる人々の生活、飢餓や戦争、イスラム教の伝播など、さまざまな歴史的事件が生き生きと描かれる。一つの家系の歴史から編み出される壮大な〈人間の歴史〉という点で、アフリカ版『百年の孤独』とも言える濃密な物語世界が展開される20世紀最大の名著である。
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