応用的諸問題
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1999年に創立十周年を迎えた日本ポパー哲学研究会がポパー思想の発展をめざして、その研究成果を広く世に問おうとする総力をあげての論集。第1巻の「基本的諸問題」とともに全2巻で構成。第2巻には自然認識および政治哲学に関する12論文を掲載し、ポパー哲学の「批判的合理主義」の思想を吟味する。
目次
刊行にあたって
第1部 自然の認識にかかわる諸問題
「観測問題」とポパー量子論 篠崎 研二
傾向性と実在論的量子論 蔭山 泰之
非決定論とカオス 篠崎 研二
生物体系学におけるポパー哲学の比較受容 三中 信宏、鈴木 邦雄
ポパーと医学と環境ホルモン 坪野 吉孝
──社会医学におけるポパー論争の歴史と意義──
第2部 政治哲学および実践にかかわる諸問題
カール・ポパーの政治哲学?──ポパーから学べるもの,ポパーに欠けるもの── 萩原 能久
非正当化主義政治学序説:批判的合理主義──もうひとつの〈ポストモダン〉── 萩原 能久
批判的多元主義の実現に向けて──知識人のモデル── 小河原 誠
カール・ポパーのリベラリズム──現代リベラリズムとの比較において── 長谷川 晃
開かれた哲学が排除するもの 植木哲也
実践哲学としてのポパー哲学──ポパー初期思想とウイーン教育改革を中心に── 青木 英実
カール・ポパーにおける民主主義──制度・主体・伝統── 小柳 昌司
ポパー研究邦文文献目録 井上 一夫編
ポパーおよび批判的合理主義に関する欧文文献目録 萩原能久、小柳昌司編
人名索引
事項索引
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