鳥浜貝塚

鳥浜貝塚

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出版社
未来社
著者名
森川昌和
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2002年3月
判型
A5
ISBN
9784624111892

古来日本人は木を縦横に使いこなしてきた。そのため日本を特徴づける言葉に「木の文化」がある。福井県の三方湖に近い川底に約7000年前の縄文時代前期に属する鳥浜貝塚があり、ここからは大量の木製品とそれを加工する道具が出土した。その他編み物や縄等の繊維製品、さらには栽培が行なわれた可能性さえ指摘される種子類まで出土した。日本文化の原点とも言える鳥浜貝塚の全貌を明らかにする好著。
目次
序文 (梅原猛)                

 第一章 二五年調査の歩み
    第一節 一枚の葉書
    第二節 埋蔵文化財受難のとき
    第三節 自然科学者と共同調査
    第四節 毎年続いた調査

 第二章 木の文化の原点  
    第一節 木製品とその技法
    第二節 漆工の始まり
    第三節 石斧の威力
    第四節 丸木舟の出現

 第三章 鳥浜ムラをさぐる
    第一節 環境考古学
    第二節 土器形式の変遷
    第三節 糞石と千浦さん
    第四節 遺跡を運ぶ男

 第四章 鳥浜ムラの四季  
    第一節 古三方湖畔の人々
    第二節 五千五百年前に栄えたムラ
    第三節 鳥浜貝塚人の春夏秋冬

 第五章 鳥浜貝塚、日々の用
    第一節 土器の用途
    第二節 編み物と縄
    第三節 栽培植物の発見
    第四節 交易

 まとめ

 付 三方町縄文博物館(田辺常博)

 あとがき

 図版・挿図出典一覧

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