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英文壇に革新の風を吹き込んだ抒情詩人、劇作家、編集者、世界を駆け巡った文化的大使の体験と交友の記録。 世界大戦と離婚という惨事から書き起こし、1983年春まで、時として噺家のような語り口、時代と向き合う自己への省察など、20世紀を証言する貴重書。本書で言及される綺羅星のごとき人達は、イギリスの皇太后、カンタベリー大司教、ヴァージニア・ウルフ、ジャクリーン・オナシス、E.シットウェル、ヘンリー・ムア、F.ベイコン、D.ホックニー、ロスチャイルド男爵夫妻、E.R.クルティス、アイザイァ・バーリン、ジョージ・オーウェル未亡人、ジョージ・ケナン、オッペンハイマー、アレン・テイト、ロバート・ロウエル、アレン・ギンズバーグ、ヘミングウェーやフォークナーを巡るエピソード……、日本やアメリカで講演したときの率直な感懐、孤独や屈辱感が語られる。いま人間スペンダーが姿を現す。
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