環境と健康データ
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ダイオキシンに代表される環境ホルモン、農薬など多くの環境汚染物質のうち、微生物、細胞、動植物、ヒトに影響を与えるものはどれか、その毒性の強さはどの程度か、などを調べる「リスク評価」データに焦点をあてて、データ解析の基本を解説した本邦初のテキストです。リスク評価を初めて学ぶ学生、実務家、研究者を想定して書かれていて、具体的な事例を中心にすえ、簡明な解説が与えられています。リスク評価に関わるデータは、制御不可能な多数の要因の影響を受けて、たとえ実験データであっても観測データ的側面を強くもっているものです。数理統計学で発展した教科書的な統計手法では対処できません。また、統計学の論理は、薬剤などの「効果(effect)」を見ることを対象にして組み立てられているのに対し、リスク評価では「害をなす影響(adverse-effect)」を調べることを対象にしています。同じように見えますが、両者は決定的に違うのです。この違いを明確にし、リスク評価のデータサイエンスを展開させたのが、本書の最大の特徴です。
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