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平安時代の政権抗争を描いた国宝「伴大納言絵巻」のすべてを紹介します。
出光美術館所蔵の国宝「伴大納言絵巻」は、平安時代に実際に起こった放火事件をもとに描かれた絵巻です。主人公は、政敵を陥れるために放火をしたと見られていますが、そのテーマや描かれた庶民のようすなど、現在の私たちと変わらない人間の営みが、千年以上たった今でも色鮮やかに映し出されています。また、人間たちがまるで動いているかのように描かれている表現は躍動感に満ち、映像的な魅力にあふれています。本書は全3巻からなる絵巻をオールカラーですべて掲載するとともに、一場面ごとに丁寧な解説をつけました。政権抗争という物語のおもしろさ、それを表現する際の絵師の腕のみせどころなど、絵巻を鑑賞しながら存分にお楽しみください。
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