暗号化

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出版社
紀伊國屋書店
著者名
スティーヴン・レヴィ , 斉藤隆央
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2002年2月
判型
B6
ISBN
9784314009072

インターネット黎明期、ネット社会の個人のプライバシー保護を賭け、諜報機関の厚い壁に挑んだ男たちの孤独な闘いがあった…。『ハッカーズ』の著者が10年に及ぶ取材を経てまとめた全米ベストセラー。

商品レビュー

評価
★★★★★
公開日
2021年6月2日

【一番心に残った場面、言葉、】政府による圧力にも関わらず,将来の人々のプライバシーのためにRSA暗号を実用化する研究を行っている場面

この本は,現代の暗号技術の基礎でもあるRSA暗号を開発・実用化した人々の物語である。安全保障のため制限をしようとするアメリカ国家安全保障局(NSA)と,それに抗って人々のプライバシーのためRSA暗号の実用化を目指す登場人物たちの人間ドラマは実に興味をひかれる。その他にこの本の魅力として,RSA暗号が開発された経緯や研究ドラマを知れることが挙げられる。技術的にどうやって実現したのか,どうやって今日まで発展したのかなど情報技術に興味のある人にとってはたまらなく面白い本ではないかと思う。

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