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縄文と弥生。モノクロのわびさび文化とカラフルな浮世絵世界。桂離宮と日光東照宮。一筋縄ではいかないアート・ニッポン。
モノクロのわびさび文化とカラフルな浮世絵。桂離宮と日光東照宮。日本美の本質はどこにあるのか。縄文・弥生土器のちがいを問い、飛鳥から鎌倉まで変化する仏像の表情・姿に時代を重ね、鎌倉のリアリズム、能・水墨画・枯山水など禅宗に由来する室町の抽象、戦国の世を支えた大商人の美意識を反映する桃山の自由と現実主義をあぶり出す。利休は豪華絢爛の対極に「わび茶」パフォーマンスを演出。又、桃山の風俗画の延長に江戸期、木版浮世絵が隆り、大首絵に至って、西洋遠近法をとりこみ北斎らの風景画が始まる。明治開国後の洋画・日本画界の確執、日本美の再発見、併存の道程を探り、一元的には捉えられない日本美術の姿を骨太に語る。
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