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WTO(世界貿易機関)は、1995年の設立以来、巨大企業のグローバリゼイションを押し進めることによって世界的な規模でさまざまな悪影響を引き起こしてきた。世界の市民の立場からWTOの問題点をみると、遺伝子組み換え作物、食品の安全や農業食糧問題、自然破壊などの環境問題、エイズ特効薬など医療・医薬品問題、低賃金や児童労働などの労働問題、飢餓や難民など発展途上国問題など多岐にわたる。世界で矛盾が噴出しているのである。本書は、WTOのこれらの問題を、ラルフ・ネーダーが主宰するパブリック・シティズンのワールド・トレード・ウオッチ・チームが5年間にわたってあらゆる角度から詳しく調査し、分析、批判を加えている。市民の立場からのWTO分析の到達点ともいえ、反グロバーリズム運動のバイブルである。
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