核廃棄物は人と共存できるか

核廃棄物は人と共存できるか

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出版社
緑風出版
著者名
マルチーヌ・ドギオーム , 桜井醇児 , ジャン・ポール・ル・パップ
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2001年11月
判型
B6
ISBN
9784846101138

原子力発電の推進の結果、核廃棄物の処分が待ったなしの問題として、原発先進国を悩ませている。核廃棄物の処分はその固有の毒性のため極めて困難な問題である。しかも、史上最悪の猛毒といわれるプルトニウムは、その半減期が2万4000年で天文学的時間を通じて放射線を放出し続けるわけで、技術的にも処理方法が確立されているとは、到底言えない。本書は原子力大国フランスの核廃棄物処理問題の分析を通じ、核廃棄物が人類と共存できないことを明らかにし、反原発を訴える。また訳者による、フランスの核廃棄物処理の最新分析も収録する。

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