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2000年6月に逝去された田中教授が、死を見すえつつ自ら編み遺したエッセイ集。人生25年の学生時代、京大紛争での辞任の経緯、研究余滴、友人、知人の追悼、妻と自分の闘病記、謡、囲碁のことなど、自らの生と学問を回顧する。教条を排した自由な批判精神と知的誠実さに溢れる書。「父・田中真晴」(田畑悦子)、略歴・著作目録等を付。
目次
I
1 『道徳感情論』における「やさしさ」と「つよさ」
2 病気と「同感」
3 競争の心得
4 カントからスミスへ──カントの『実践理性批判』
5 河上肇の経済学史
II
6 私の京大生時代
7 福知山移転問題とアメリカ観
8 辞任の弁と現在
9 回顧 大学紛争
10 戦中末期学徒の「余生」
11 東欧の激動と思想責任
III
12 細見英君の追想
13 研究者としての行沢健三さん
14 経済学者・中野正先生
15 研究者としての山口和男教授
16 友人・増田光吉君
17 兵頭泰三君を偲ぶ
IV
18 謡曲十八年生の感想
19 技術と鑑賞
20 篠山観能行の記
21 卒塔婆小町の「古型」について
22 囲碁閑談
V
23 嘘
24 告知
あとがき
父・田中真晴(田畑悦子)
田中真晴教授略歴
田中真晴教授著作目録
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