取り寄せ不可
ドイツ歴史学派の創始者ロッシャーとクニースの歴史的方ウェーバーの方法的概念についての、1903年に発表された重要論文。法と国民経済学の連関を、怜悧な科学的精神で批判した、 神経症克服後の最初の重要な業績。ウェーバーの方法論的諸概念が未整理のまま素材的に包蔵され、研究者のアプローチの仕方で様々な意味を持つ。
目次
I ロッシャーの歴史的方法
ロッシャーの科学の分類
ロッシャーの発展概念と現実の非合理性
ロッシャーの心理学と古典派理論に対するその関係
推論的認識作用の限界とロッシャーにおける有機体の形而上学的因果性
ロッシャーと実践的規範および理想の問題
II クニースと非合理性の問題
I 行為の非合理性
クニースの著作の性格
クニースにおける「意志の自由」と
「自然の制約」との近代的諸理論に対する関係
ヴントの「創造的合成」の範疇
具体的な行為の非合理性と具体的な自然生起の非合理性
「解明」(ドイトウンク)という「範疇」
この「解明」という「範疇」に関する認識論的諸論議
(1) 「主観化的」科学というミュンスターベルクの概念
(2) ジムメルにおける「理解」と「解明」
(3) ゴットルの科学論
III クニースと非合理性の問題(続)
(4) リップスの感情移入とクローチェの「直観」
「明証性」と「妥当性」
歴史家の索出的「感覚」と「暗示的」叙述
「合理的」解明
因果性の範疇の二重の用法および非合理性と非決定論との関係
クニースに
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。