ロッシャーとクニース

ロッシャーとクニース

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出版社
未来社
著者名
マックス・ヴェーバー , 松井秀親
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2001年5月
判型
B6
ISBN
9784624400323

ドイツ歴史学派の創始者ロッシャーとクニースの歴史的方ウェーバーの方法的概念についての、1903年に発表された重要論文。法と国民経済学の連関を、怜悧な科学的精神で批判した、 神経症克服後の最初の重要な業績。ウェーバーの方法論的諸概念が未整理のまま素材的に包蔵され、研究者のアプローチの仕方で様々な意味を持つ。
目次
I ロッシャーの歴史的方法

  ロッシャーの科学の分類
  ロッシャーの発展概念と現実の非合理性
  ロッシャーの心理学と古典派理論に対するその関係
  推論的認識作用の限界とロッシャーにおける有機体の形而上学的因果性
  ロッシャーと実践的規範および理想の問題

II クニースと非合理性の問題
  I 行為の非合理性
   クニースの著作の性格
   クニースにおける「意志の自由」と
      「自然の制約」との近代的諸理論に対する関係
   ヴントの「創造的合成」の範疇
   具体的な行為の非合理性と具体的な自然生起の非合理性
  「解明」(ドイトウンク)という「範疇」
   この「解明」という「範疇」に関する認識論的諸論議
    (1) 「主観化的」科学というミュンスターベルクの概念
    (2) ジムメルにおける「理解」と「解明」
    (3) ゴットルの科学論

III クニースと非合理性の問題(続)
    (4) リップスの感情移入とクローチェの「直観」

  「明証性」と「妥当性」
  歴史家の索出的「感覚」と「暗示的」叙述
  「合理的」解明
   因果性の範疇の二重の用法および非合理性と非決定論との関係
   クニースに

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