家の歴史・その他
この巻には昭和40年に出された『日本の家族』のうちから第五章を除いたものと、文化論や教育論を中心とした民俗学的エッセイ、書評などを収録する。日本の家に関する著者の基本的考えをコンパクトに示す前半部は、有賀社会学入門書。
目次
第一部 『家の歴史』
はしがき
附 題名変更の理由
第一章 現代の家
第二章 近代の家
第三章 古代の家
第四章 戦国時代の家
あとがき
第二部 文化論・教育論その他
一 浜田教授の『豊後磨崖石仏の研究』──書評
二 シャマンの服飾について
(一) シャマンの服飾の意義
(二) シャマンの服飾と鍛冶職
(三) シャマンの服飾と武装
三 炉辺見聞
(一) 他処者(ヨソモノ)のことなど
(二) 田舎の人と都会
(三) 方 言
四 村の人の話
五 注文書
六 瞽女(ごぜ)の話
七 冠婚葬祭
八 小学生の郷土教育について
──『小学生の調べたる上伊那川島村郷土誌』序文
九 初等教育の画一主義と地方主義
──『尋常三年生の試みたる村の調べ』序文
一〇 日本の国運
一一 紀元二千六百年と日本文化
一二 『民族学年報』一、二巻──書評
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